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世界中で人気を集めているスマートフォン向けのゲームアプリ、ポケモンGOを楽しむ人たちでにぎわっている水戸市の千波湖では、ゴミが増え始めたことから、地元の人たちの呼びかけで、31日朝に清掃活動が行われました。

水戸市の千波湖に面した水戸黄門の銅像の周辺は、ポケモンGOのアイテムが手に入るポイントが多いことなどから、ゲームを楽しむ人たちで夜もにぎわっていますが、ペットボトルやタバコの吸い殻などのゴミが増え始めています。

こうした状況を受けて、市民の憩いの場となっている湖の周辺をきれいに保とうと、31日朝、地元の住民20人余りが参加して清掃活動を行いました。像の近くでは、自動販売機の周りに空き缶やペットボトルが散乱しているほか、路上や駐車場にタバコの吸い殻が大量に落ちていて、参加した人たちは湖の周りを歩きながら、ゴミを拾い集めていきました。集まったゴミは、空き缶、ペットボトル、タバコの吸い殻などで、30分余りの間に一人一人のゴミ袋がいっぱいになりました。

活動を呼びかけた藤野ミエオさんは(43)「ゴミが非常に多いと聞いて、居ても立ってもいられなくなり、友人たちに呼びかけました。悪いのはゲームではなく、ゲームを楽しむ人たちのマナーなので、今後も活動を続けて改善を呼びかけたい」と話していました。

 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160731/k10010615851000.html